震災後に行くのははじめてでした
いわき駅までは電車で行き、そこからは車を使っての行程となりました。
まず、富岡町に向かいます。

道中遅咲きの桜なのか、ちょうど見ごろのものがありました。
富岡町の中で帰還困難区域になっている地区に入ります。

夜ノ森の桜並木。満開ならばすばらしい光景に違いありません。

JR常磐線夜ノ森駅。


駅は閉鎖され除染のためつつじの枝が落とされています。
線路では作業員の方々が復旧作業をされていました。
かつての夜ノ森駅はこんな感じでした。

2009/1/4

2009/1/4

2009/1/4
移動して海辺に向かいます。

除染で出た土が入った袋を積み上げる作業。


このように仮置きされます。
富岡町の観陽亭があった所に来ています。

ここから見える海には『ローソク岩』と呼ばれる背の高い岩がありました。中央やや右側に根本が残っています。

反対に目を向けると眼下には富岡漁港。堤防の工事が進められています。

奥には福島第二原子力発電所

右手は除染作業

手前には津波で流された漁船が置かれています。

こちらの家、観陽亭の前にあります。
『半壊』という判定で規制解除になれば、戻ることも出来ますが、屋根に穴が開いており


部屋の中が草ぼうぼうで大変なことになっています。
次は、帰還困難区域を出て竜田駅に向かいます。

線路の先が竜田駅。ここから浪江駅までは不通区間です。


放射線のリアルタイム線量計は0.150マイクロシーベルト。16時29分

16時39分。10分間で0.023マイクロシーメルト上昇しました。
このあとは今夜の宿、南相馬市小高区を目指しますが、ちょっと寄り道をします。
双葉警察署横の公園です。

避難誘導中に津波に流されたパトカー。傍らに慰霊碑が置かれています。


この公園のリアルタイム線量計は、17:27時点で0.236マイクロシーベルトでした。

双葉町の国道6号線、いたるところでバリケードがあり立ち入ることは出来ません。
信号以外で止まることも出来ません。

かつてのこの地域を象徴する看板の一つが見えてきました。

原子力運送の看板

福島第一原子力発電所の入り口の交差点にあります。

南相馬市小高区浦尻の綿津見神社に来ました。海の神が祭られた神社と思われます。

海岸線は堤防の工事が進められています。

下の農地は津波が押し寄せたと伺いました。

この神社の鳥居、結構な高台にありますが、押し倒された木々を見ると、この高さまで津波が来たのでしょうか。
旅館に荷物を降ろしたら、夜の小高の町を散策しました。

東町エンガワ商店 コンビニ的な要素があります。地元の物産も扱っていてみやげ物も調達できます。

工場の跡地 震災前に更地になっていたとのこと。

震災後手付かずのように見受けられる建物。

金性寺

金性寺の門 お堂側から

小高に語り継がれる、大蛇伝説をモチーフにしたマンホール

今日の行程はこれにて終了。明日に備えます。
2017/4/18
PENTAX K-1
smc PENTAX-FA 80-320mm 1:4.5-5.6
smc PENTAX-FA 28mm 1:2.8 AL
smc PENTAX-FA 50mm 1:1.4
2009/1/4の写真は
PENTAX superA
smc PENTAX-FA 28mm 1:2.8 AL
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